top of page

コロナショックでニート化した【いい年をしたオッサン】のボヤキ(その3)

新型コロナウイルスの感染拡大で、週末の外出自粛要請が出され、多くの人々から国としての「緊急事態宣言」発令を期待(?)している感さえもある状況だ。

私が、ずっと疑問なのが、


● 感染症対策として【“週末”の不要不急外出自粛】だけでいいのだろうか?


● 満員電車で通勤して、オフィス働いている大都市圏の企業人は、大丈夫なのか?


ということだ。


日本の特徴として『他の人に迷惑をかけたくない』というのがある。


それなので、週末の外出自粛“要請”だけでも多くの人が街からいなくなる。

「社会人は熱でも無理して出社するのが普通・・・。」


という考えが、特定の企業・組織に属していると、それが“常識”となり“当り前”になるようだ。

「社会人として体調管理はできていて当然。出社しなさい。」


という強要は根性論や精神論が根強い会社が多いのも事実。

体調不良で休むのを嫌がるだけじゃなく、台風や雪で交通機関が麻痺している時も遅刻しなくて当然と言われる。

また、社員の中にも

「これは私にしか出来ない仕事!他の人に任せることはできないので休めない!」


といった間違った責任感なのか?

会社に対する忠誠心なのか?

理解できない行動にでる人もいる。

組織と言うのは何があっても稼動できるようなつくりが求められるので、特定の人しか関与できない・分からない仕事があるということが組織的に間違っている。

仮に、風邪でも、人にうつるし、マスクをしていても限度がある。


出社を強要された場合には病院に行けない。


風邪で出社した際に顧客と会う機会があれば、顧客に迷惑がかかる。


風邪がうつるだけでなく会社の信頼も損ねることになる。

それなのに出社させるのは会社の意識が低い証拠。

仮に、体調不良で出社して、会社に損失を与える状況が発生した場合には、


「会社側が出社しろ!と言ったんです。」


と叫んだところで、


会社側からは

「社会人として体調の判断くらいは個人でできるはず。」

と言われて終わり。

会社が何と言おうと熱が出たら社会人のマナーとして休むべき。



会社側が休ませてくれない場合は『会社に責任を取ってもらう』くらいの覚悟が必要

と言いたいところだが、そう簡単にはいかない会社内構造がある。

会社上層部の多くは、官僚主義者で、最終目的は、“自己保全”。


有用かどうかは、どうでもよくなって、それよりも、非難されないことが大事。

すなわち、リスキーな決定は、排除される。


誰が決めたのかも、よくわからないように、手続きの中で隠蔽される。

また政治主義者が大半なので、組織の利潤よりも、その人達の権力獲得や党勢助長が優先されるようになる。


派閥争いだ。


手近にある事例や推論は、なんでも武器にする(全体を考える必要はない)。


敵の問題は「屁理屈」をこねてでも論難。


自分たちの問題は「言い逃れ」で無視。

官僚主義&政治主義的組織の最大の問題は、リアルタイム性の欠如。


だから、危機に応対するには向かない。


そのため、どうしても意思決定が遅くなる。


浸透していない【テレワーク】や、【時差出勤】といった形式的対策を行うのもいいが、

大企業こそ、やめられない必要最低限の業務遂行だけを行って、業務フローを見直す“いい機会”と考えて、自ら【自粛宣言】してみてはどうだろうか?

やらなくても支障がない業務も洗い出せて【働き方改革】がより進むはず。

前述の

「これは私にしか出来ない仕事!他の人に任せることはできないので休めない!」

と思っているオフィスワーカーと、


官僚主義&政治主義の企業人は、


「自分は感染しない」といった根拠のない自信なのか?

自分勝手なのか?わからないが、

用もないのに繁華街等に外出する厄介な人と同じとしか思えない。

そう感じているのは、私だけだろうか?


そして、厄介な企業人は”オッサン”だ。

閲覧数:26回0件のコメント
bottom of page