生き残るには【自分を進化させる】しかない
ダーウィン曰く、
『地球の歴史上で生き残った種は、もっとも知能が高かったり、力が強かったりしたわけではない。環境変化に適応できた種が生き残っている。』
これから景気と社会保障が悪化し、機械に仕事を取られるかもしれないという中で、生き残るには【自分を進化させる】しかない。

残念ながら私の周りにも、自分のキャリアプランや人生設計をしっかりと考えられていない人が多いのが現状。
特に日本の大企業に勤務している人は、終身雇用が定着していて、仕事に必要なスキルや知識は、就職した会社の研修制度やOJTで習得できると思い込んでいる。
会社で教えてくれることは、会社にとって必要なモノで、自分個人のキャリアアップに必要なモノとは限らない。
高度成長期のような、定年まで頑張れば年金がたっぷりもらえて、再就職先もあっせんされる時代は過去の話。
「人生100年時代」で、社会保障が減る中で、年金が2割3割カットされてもおかしくないことを考えれば、より長く働けるスキルを身に付けるべきだ。
残業時間の上限によって自由時間が生まれたら、その時間をどう使うべきか?
自分が何をすべきか、見つめ直すことが大事。
AI、ビッグデータ、IoTなどによる技術革新「第4次産業革命」は、簡単に「グローバル化」と「デジタル化」を実現させた。
極論かもしれないが、
【グローバル化】は、『海外の安い労働力を使う』ことを可能にする。
【デジタル化】は、『人間ではなく機械に任せて効率を上げる』ことを可能にする。
そして、AIに奪われる仕事の特徴として、以下の2点が挙げられる。
1.人よりもAIの方が正確にできる、作業効率が上がる
2.AIが人の代わりに全てをこなせる
データや数字を扱う仕事は、人が行うよりもAIが行う方がオペレーション上のミスが少なく、作業すべてをAIがまかなえる。
単純なデスクワークや資料整理、文字入力、機械操作などの定型業務についても、AIに代替されやすい。
これらに代替されるような仕事ほど、日本から無くなっていく。
都市部で働いているオフィスワーカーの仕事の大部分はAIで代替可能だ。

そこで勝てるのは、
【賢いアイデアを思い付くクリエイティブな人】と
【それに投資できる人】。
【そうではない人】は、機械に代替されないようなスキルを努力して身に付けなければならない。
『経済の縮小』と【グローバル化】&【デジタル化】が重なると、【そうでない人】にとっては、非常に“しんどい”時代だ。
今のままではダメなので、一日でも早く “自助自立” する必要がある。
周囲の環境に惑わされずに高い収入を実現するには【自分の生産性を高める】しかない。
もはや会社に与えられた【作業】や【事務処理】といった定型業務だけに必死になっていたら、【安い労働力】と【機械】に代替されてしまう。席に座ってボーっとしていればいいという時代ではない。
最低限の基礎学力は必要だが、正解の無いこれからの社会では、何が正解かを考える能力ではなく自分で問題を発見したり、クリエイティブなアイデアを出せたりといった能力が重要。
これだけ変化が早い時代に、10年後がどうなっているかなんて分からない。
この先の社会で生き残れるようにするには、
【自分の稼ぐ力をもっと高めること】。