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“できない理由”でなく“できる理由”を探そう


昨今、TVニュース・ワイドショーそしてネットは、【先入観】【固定観念】【偏見】【思い込み】【決めつけ】に満ち溢れている。

「あんた誰?」と思うコメンテーター(何々に詳しいジャーナリストなど)が偏った話で印象操作する。ネットは、もっと過激なフェイクニュースが入り乱れている。

【先入観とは?】=『最初に知ったことで作り上げられた、固定的な観念』

生活を通してさまざまな情報(人から聞いた話、メディアから得られる情報など)を得ていく中で、自然と先入観ができ、影響を受ける。先入観は、生活に役立つことがある一方、自由な思考の妨げとなることが多い。

【固定観念とは?】=『一度正しいと思い込んだ結果、容易に変えることができなくなった考え』

固定観念は先入観の一種だが、先入観より固定の度合いが頑強。後から矛盾する事実を知っても修正しにくいのが特徴。そのため、固定観念をなくすのは、先入観より難しいと言える。

【偏見とは?】=『否定的な先入観』

偏見も先入観の一種だが、否定的な情報に偏った見解のこと。

最初はささいな思い込みから、否定的な情報ばかり知るにつれて認識に歪みが生じて、偏見に変わっていく。偏見にはマイナスの作用しかない。

【思い込みとは?】=『あまり他者の意見を取り入れず、自分独自の価値観でものごとを解釈すること』

「思い込み」は、「先入観」と比べ、個人的で主観的なので根拠に乏しく、偏りが大きい傾向がある。

ある考え方に執着し、合理的な推定の域を超えて、固く真実だと信じ、自分が正しいことを言うために、常識・道徳・前例・先入観・固定観念などを根拠にすることがある。

【決めつけとは?】=『他人の意見を参考にせず、自分ひとりで判断すること』

先入観の根拠を正当化するもので、事実とは無関係であることが多い。その意味では思い込みよりもさらに排他的で、周囲に悪い作用を引き起こす要因だ。

大人になるほど経験値が増え、それに正比例して【先入観】【固定観念】【偏見】も大きくなっている。

オッサンになれば、頭が固くなるのは、こういった理由かもしれない。

だからこそ【思い込み】【決めつけ】で判断しないように気を付けなければならない。

行動しない人は、何かと【できない理由】を探し出し、行動できない自分を正当化しようとする。

【できない理由】を探しているかぎり、いつまで経っても行動できない。

【できない理由】を探すのは簡単。

少しでも都合の悪いことがあれば、それに関して、文句を言えばいい。

ネガティブな雰囲気も出るので、人も運も逃げていく。

【できない理由】を探したところで、結局は自分の人生が悪くなるだけだ。

【できない理由】の多くは、【先入観】【固定観念】【偏見】【思い込み】【決めつけ】から構成されている。

どれだけ良いアイディアがあっても、実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。

行動だけでは必ずしも成功する訳ではないが、行動のないところに成功はありえない。

【できない理由】を探していたなら、これからは【できる理由】を探せばいい。

「探す」という行為の方向を逆に変えるだけのこと。

全英女子オープン優勝の渋野 日向子選手の笑顔のプレースタイルが、【先入観】【固定観念】【偏見】【思い込み】【決めつけ】が無駄で『ポジティブに前に進めるように考えることで、アクティブにアクションできる』ということを教えてくれた。

「できなかった後悔ではなく、やらなかった後悔」


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