今日から貴方も経営コンサルタント(その1)


私は個人・法人に関係なくビジネス相談に乗る時はいつも、

「ビジョン・ミッション・バリューを簡単に説明してください。」という【問い】から始まる。

簡潔で分かりやすい回答が出来るか?どうか?で、最初の【篩い】に掛けている。

【課題】=【ビジョン】―【現状】 であるのだから、

【ビジョン】が明確でなければ、具体的な改善策が提案できない。

【目指している姿】が明確でないのなら、どこに向かっていけばいいのか?わかるはずがない。

至極ごもっともな事であるが、意外にもこの【ビジョン】が明確になっていない経営者が多い。

【問題解決】とは、「なぜ?その事象が起こったのか?」「どうあればその事象が起きないのか?」という問題の本質まで掘り下げて解決しなければならない。モグラたたきのように目の前に見えていることに対処するのでなく『真の問題は何か?』『重要な課題は何か?』を考えることである。

現実だけを見て問題解決するのではなく【未来志向での問題解決】が重要だ。

クライアントは『どうしたら成功するのか?』『そのために何をすべきか?』を考えるにあたって、【問い】から始めている。様々な立場の人の話を沢山聞いて、その話が【事実】なのか?【意見】なのか?を分解して整理していかなければならない。

この【問い】から『本物の回答』を引き出せるまでの時間は相手によってマチマチだ。

相手の考えや気持ちを的確に読み取れてこそ、『親近感』『信頼感』が生まれ、良好な人間関係を構築することが可能となる。

自分が知らない情報・考え方が多いのに、「きっと、こうに違いない」と勝手に判断して、その勝手な思い込みに沿うような【問い】をしていては、問題の核心に近づけるはずがない。

では、問題解決に向けた【いい問い】とは何か?

それは、自分が【学ぶ】【教えてもらう】というスタンスで相手と接することだ。

そのベースとなるのが【傾聴】=『耳を傾けて熱心に話を聞くこと』である。

意思疎通を図る、論理的かつ端的に伝える、説得や交渉・折衝を行うといったコミュニケーションスキルの根幹となるのは、相手の人となりや考えを理解する【傾聴力】だ。

どんなコンサルティングを行うにあたっても、【傾聴力】を研ぎ澄ますことがスタートラインとなるというのが私の持論である。


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