今自分のビジネスはどの段階なのか?

最終更新: 1月1日



昨日午前中は、これから起業していくという起業予備軍の学生と、ディナータイムは会社人から独立後、自分の特技を活かした起業で成功し、更なる成長期~成熟期を迎えている女性起業家と出会った一日だった。

私が今まで取り組んできたコンサルティングターゲットは【これから起業していく人】【起業したが伸び悩んでいる人】【一度は隆盛を極めたが衰退し再起を図ろうとしている人】の<スタートアップ>と<再生>というキーワードがあてはまる人々(企業)であった。

この3ターゲットに伝えたい最初の第一歩は、映画“燃えよドラゴン”のブルース・リーの名言

“ Don’t think, feel !” である。考えるのも必要ではあるが、自ら体験して【感じる】ということがj重要であるという説明してきた。私自身が【マーケティング論】の学問的な勉強はしてきたが『答えは現場にある』と考え【まず、やって確かめる】を信条としてきた。【机上の空論】ほど無用なものはない。そして、自分の知らない業界・世界には自分から飛び込んでいき、教えてもらってきた。“人見知り”ということがないという性格もあって、すぐ喋りかけて勉強させてもらった。

パターン1の起業家予備軍の学生には、一定程度の世の中の流れをレクチャーした後に、コワーキングスペース2店舗に連れていった。彼は『ピンとこないが、意識高そうな連中ばっかりだ』というセリフを呟き、他人事感満載であった。しかし、その数時間後、彼から発された言葉は『自分もあんな場所からスタートアップするんだろうね。いい意味で刺激になった(笑)』だった。

更に数時間後に彼は、私が美容院経営者と飲んでいる席(女性起業家2名が帰った後)にやってきて、そのオーナー経営者の経験談を聞くことになった。その時の彼の目は輝いていて、真剣に話を聞いていた。

昨日は、恐らく彼にとって、全てが新しい体験で何かの“きっかけ”になり“Feel”しただろう。

パターン2の女性起業家は、私が大阪で定期的に開催している“Talking Live”を北九州市でも開催していこうとの思いから、前述の美容院経営者の紹介で、ヘアメイクアップアーティストとその友人の2名という情報だけしか持っていない状態で初対面でのディナーであった。

私は、こんな考えで、イベントやったりしているという自己紹介をして、彼女の想いを聞き出そうとするが、話がかみ合わない。美容院経営者が、その雰囲気を察知したのか『貴女の今後目指すべき方向性は?』という話を切り出した。それでも彼女は明快な回答してくれない。

「今日はただの生産性のない飲み会か?」と“あきらめ感”の中、WCで冷静になって考えてみた。ある仮説を立てて検証トークに切り替えてみた。そこでわかったことがある。

彼女は私がコンサルティングターゲットにしてこなかった【成長期~成熟期】の段階にいる人だと。

【自信に満ちた発言】と【実績に基づくプライド】から『自分の哲学』と『今後進みたい方向』は明確にお持ちのようだ。従って、私が行っている稚拙なイベント等必要性を感じるはずがない。

私の勝手な決めつけかもしれないが、ヘアメイクアップというある意味の専門的職人技術の伝承は『見て盗め・覚えろ』といったマニュアル化できない部分が多いだろう。人や後継者を育てる為に時間を費やすよりも、自分が思い描く【美】の追及時間を過ごすことの方が有意義と感じているのかもしれない。

『キレイになりたい』という願望は多くの女性が持っているもので、世の中からニーズが無くなることはないだろうし今後も一定程度の成長が見込まれる分野である。彼女は今年北九州市にサロン&コスメセレクトショップをオープンして、ここを拠点としてアクティブな活動を推進するようだ。

既に多数のクライアントと各方面のブレインが彼女の周りにはいるのだろうから、私如きの半端者がコメントすることも憚れるが、夫の良き妻として、母親として、そしてヘアメイクアップアーティストとしてのライフスタイル提案も含めたブログ等のSNS戦略は、多く女性の共感を得るだろう。

更に私が新しい事業展開を提案するならば、今まで以上に【コアターゲット】を絞り込み、単価の高い効率的な営業戦略展開だ。それは、彼女自身のブラント戦略と物語戦略(シンボリックストーリー)が中心のプロモーションなのだが、全国から彼女の拠点(北九州市)に来てくれる富裕層が、飲食や宿泊でも“エレガント&ラグジュアリー”を感じられるような仕組み・仕掛け作りだろう。それは他業態とのコラボによるもので、win-winの関係の上に成り立つ【地域創生】であり、それが最終的には【北九州市発信ブランド創造】になっていけばいいと考える。

私が殆ど取り組んでこなかった【成長期~成熟期】の段階にある人との出会いは、自分自身も勉強になり新しい視点が身に着くので、今後も継続して彼女との接点も持っていきたい。

そして、初対面であった緊張感もあったからだろうが、彼女が醸し出す【“強がりすぎ”とも感じられるムード】には興味津々である。


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