他人の振り見て どないすんねん

最終更新: 1月1日



【他人(ヒト)の振り見て どないすんねん】は、ジミー大西画伯の名言である。

『【他人の振り見て】の次に繋がる文章は?』の明石家さんま師匠からの質問に、ジミー大西画伯が回答したものである。よく考えると奥深い意味があり、私はよく使っているフレーズである。

現代の【他人事感】というか【不都合な真実には見て見ぬふり】を言い当てたフレーズで、世相を反映していると言っても過言ではない。大手有名企業のデータ改竄・隠ぺいそして粉飾。エリート官僚のデータ書き換えと世間ずれとしか思えない失言の数々。心の無い【他人事】が生んだものである。

日大アメフト・タックル問題における大学側対応等は典型的な愚かな対応で、それぞれの利権と保身が【本質】を見えなくさせてしまったのだろうし、敢えて【本質】には目をつぶるほうが、組織内で自分を守る最大の防御策になってしまったんだろう。

私は子供の頃から他人と同じ事をするのが好きじゃなくて、変人扱いされることが多かった。発想は豊かな【超自由人】と言われていたものの、当時は将来の夢など何もなく、大学卒業後のお決まりのコースで企業に就職した。しかしながら、学級委員&風紀委員タイプで従順で忖度上手の人だらけの企業に就職していたという“人生最大のミステイク”に、閑職に追いやれた現在まで気が付かなかったいう愚かな会社生活を過ごしてしまっていた。

【間違っているモノは間違ってる】とハッキリ言い、自分の主張は堂々と上司に対しても言い放ってきた。自分の言動は一般的には奇妙に映る部分も多いのは事実だが【自分主張は間違っていない】と自信を持っている。しかしながら、その主張はこの会社では【正しいくない】ということが理解できていなかった。理解できた時には、自分自身の存在が【不都合な真実】で【いつでも辞めてください】になっていたのだ。

所謂【社内失業】【社内ニート】状態で、ある意味では自分が目指した【企業内自由人】になれたのであるが、組織に所属していて他メンバーと絡むこともなく、明確なミッションすらないというのも精神的には厳しいものがある。

しかしながら企業人の多くが経験できない【干される(何の仕事も与えられない)】という状態を過去にも複数年間過ごしたので、その時代と比べる閑職は自由なので楽しく思えてしまう。会社の思惑に反して、精神的な異変は起こらず逆に安定しているのが、更なる上司からの“シカト”増幅理由だろう。

今の上司(私より年下)が転勤してきて3か月を経過したが、ほとんど話もしたことないし、恐らく彼は、私に対する個人的な恨みはないだろう。もちろん私は、彼に対して何の思いもないというか、どんな人物なのかも知らない。上層部の指示と言うか?『私の取扱説明書』に記載された内容を彼は忠実に遂行しているだけだろう。彼からは、超必要最低限の件しか喋りかけてくることもないだろうし、私がメールで何を提案しても先輩に対する儀礼的な返信があるだけで“シカト”を続けるだろう。それが彼の私に対する人事マネジメントだから。(笑)

どこかで【他人の期待を満たすような生き方をやめること】【自分の課題と他人の課題をわけること】というフレーズに出会い、まだまだ到達できないが【「自分ではどうしようもないこと」「なるようにしかならないこと」は上手に諦めながら、心のいちばん深いところだけはしっかり満たされた生き方を心得る】という境地を目指すようになっている。

もともと「マンウォッチング」好きだったのもあるが、組織内を客観視できるようになると【不思議】【滑稽】【無駄】そして【木を見て森を見ない】という状態の多さに気が付く。自分の業務をこなすことで手一杯なのかもしれないが【過剰すぎる上司への忖度】【異常とも思える電話依存症】【前例踏襲主義と本店至上主義】【固定観念・既成概念の壁】が多くの手間を量産しているだけで、本来行わなければいけない【クリエイティブ業務】や【ビジネスイノベーション】は手がつけられる余地はない。そして組織内の全員に共通しているのは【他人事感】である。

この【他人事感】が、ポテンヒットを生み大量失点につながり、【保身】によって【責任転嫁】を生み出し人の心を傷つけている。【『好き』の反対語は『無関心』】と言われるくらいに【他人事感】は多くのシーンで弱者の不幸に繋がっていっている。

組織内だけでなく、世間一般にこの【他人事】は萬栄している。公共スペースで暴れたり騒いでる人に注意して殺されてしまったり、正義感によって犯罪に巻きまれてしまうので【見て見ぬふり】が最大の防御策なのかもしれない。新幹線内殺傷事件での犯人を取り押さえにいった勇気ある人が殺されてしまったのも極めて残念な出来事だ。

前回のブログで書いた女性を追い込み傷つけたのも、関与した人々の小さな【他人事】の積み重ねが生み出したものだ。私がやろうと思っている【人と人を繋げる】というアクションは、この【他人事】時代においては、大いなる【お節介】で【有難迷惑】なのかもしれない。

「他人の振り見て どないすんねん」は不正解!「他人の振り見て我が振り直せ」が正解!


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