火のないところにも煙は立つ?

“火のないところに煙は立たぬ”

『噂が立つからには、何らかの根拠があるから』という意味のことわざ。


しかし、身に覚えのない噂を立てられた人にとっては困りもの。


「そんな事実はない」と“身の潔白”を訴えたとしても、「“火のないところに煙は立たぬ”というからね」と反論を聞き入れてもらえないことも多い。


勘違いで間違った噂を広める人や、わざと誰かのよくない噂を広める人すらいる。



よく【悪魔の証明】と呼ばれるが、【何かが『ない』ことを証明するのは、実は至難の業】。


【何かが『ある』こと】は1件でも事実が見つかれば立証可能だが、【何かが『ない』こと】はすべての対象を網羅的に調べつくさなければ立証不可能だ。


明白な【噂を否定できる事実】があれば、正々堂々と公の場で「事実無根だ」と言えばいい。

しかしながら、無根拠な噂・事実無根の噂としても、「そう信じたい」人がいるのは事実。


“人の不幸は蜜の味”と言うが、他人の欠点や不幸を知って、ちょっとした優越感を感じて喜ぶ人は多い。


そういう嫌な噂が職場や所属コミュニティに蔓延していると感じたとき、どうすればよいのか?



あるコラムで読んだが、職場で人の噂ばかりする人の心理と特徴は、次の5点だそうだ。


① 「優越感を感じたい」

② 「おせっかい」

③ 「寂しさを紛らわせるため」

④ 「充実していない」

⑤ 「幸せではない」


私は、噂好きな人と、その噂に群がっている人と、真面に付き合っていくことは“無駄”としか思えない。


その噂が現実的な問題(顧客からの不信任など)にすぐに結び付かないような場合には「スルーする(相手にしない)」ことにしてきた。


噂が事実無根のウソだとすれば、曖昧な部分や矛盾した部分があって現実世界と辻褄が合わない。

時間が経てば経つほど、その噂が本当であったなら起こるべきとこが起こらないので、「やはりあの噂は事実ではなかったのか」ということになっていく。


所詮、「人の噂も七十五日」。


そして、噂に喜んで飛びつく人と、そうでない人を見分ける“いい機会”と捉えて、楽しめばいい。


以上のように、私はバカげた噂話など無視してよいと思っている。


だた、「噂が広まるような組織の体質」については問題である。


噂好きな社風になっている職場は、その裏にある組織マネジメント上に問題を抱えているはずだ。


噂話は、人の不幸や欠点ではなく、【幸せな話】【ちょっと笑える面白い話】などで、誰が聞いても“笑み”がこぼれるようなモノでしょう。

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